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20件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1999-11-24 第146回国会 衆議院 科学技術委員会公聴会 第1号

こうした調査に基づいて、大統領委員会は、ケメニー報告という名前でしばしば引用される報告書大統領に提出しましたが、そこでは、事故技術的検討結果だけでなく、原子力に対する政府産業界姿勢を根本的に転換する必要があるということを冒頭に記しまして、一、NRCの組織運営、二、事業者メーカー、三、公衆の知る権利など七項目の勧告がなされております。

角田道生

1998-04-30 第142回国会 参議院 文教・科学委員会 第19号

勧告というのを明確に出しまして、原子力規制委員会組織をここを改めなさい、それから運営をここは改めろ、原発安全審査のやり方はここを改めると、こういうようなものを膨大に出した報告を、先ほどの科技庁のロゴビン報告という技術報告と並んで委員長名前をとりましてケメニー報告として今日に残されているわけです。  

角田道生

1998-04-01 第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第5号

スリーマイル事故のときのアメリカケメニー報告でも、大統領報告の中でも、事故最大原因一つは、安全だという、もう到達したという思い込みであったと。そこは非常に大事な点であって、今日、そんな水準に達しているのであれば、これは大体、二〇二〇年だ、三〇年だと言わなくても、もう二、三年先ぐらいに高速増殖炉でやっていけるということなのでしょう。

吉井英勝

1988-11-22 第113回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号

ここに大統領の「TMI原発事故報告」いわゆるケメニー報告というのがありまして、繰り返し繰り返し読んでおるのですが、その中で、ケメニー委員長中心とした委員会皆さん方の重要なあの事故からの教訓、その一つは、ちょっと読みましょう。「証言のなかで、我々は一つ言葉が繰り返し使用されたのを覚えている。それは「思いこみ」という言葉である。」安全だと思い込んでいる。

児玉健次

1988-04-20 第112回国会 参議院 科学技術特別委員会 第4号

吉井英勝君 その万々一という考え方が、実はケメニー報告などでも原発は安全との思い込み事故原因一つであったという指摘をしておりますので、まずそれを払拭するところから災害対策が始まるんだということをまずお考えいただきたいと思うんです。  非常に単純な例でひとつお聞きしておきたいと思いますが、例えば原研の東海村で原子炉附属建屋で発災した場合、すぐに駆けつけてこれる消防自動車の台数は何台ですか。

吉井英勝

1988-04-20 第112回国会 参議院 科学技術特別委員会 第4号

ですから、安全だ安全だという宣伝予算の三%にも満たないのが現在の防災対策予算だと、この点をまず指摘しておきたいと思うんですが、実はTMI事故ケメニー報告などで指摘されているように、原発は安全との思い込みTMI事故原因一つであったという指摘もあるぐらいなんですが、そこで大事なことは、各原子炉施設ごとのさまざまな規模の災害を予測し、その地域の地形、気象その他条件を考慮して、それに対応した避難方法

吉井英勝

1986-05-02 第104回国会 衆議院 科学技術委員会 第13号

スリーマイルのときのケメニー報告の場合は、御承知のように、原発プラントは安全だという考え方確信に変わっていったという点を挙げて、これを戒めている。これがもう冒頭から出てくるわけでして、これはスリーマイルの大教訓であろうと思うのですね。ところがこの七年間大事故がなかったものですから、また安全性を軽視する風潮が出てきた。私はその点を指摘したいと思うのです。  

山原健二郎

1981-05-29 第94回国会 参議院 エネルギー対策特別委員会 第7号

たちTMI事故が起きました直後に、アメリカ現地調査にも参りましたし、ケメニー報告を受けて、労働組合として関係各界にいろいろな提言をいたしてまいりました。このことは、私たちが直接原子力発電所に従事をしているという立場から、このことを非常に重要視をして考えてまいったわけであります。  

高松実

1981-05-29 第94回国会 参議院 エネルギー対策特別委員会 第7号

これはアメリカスリーマイルアイランド事故が起こった後で、大統領委員会のいわゆるケメニー報告というのにもあることですけれども、原子力は潜在的に大きな危険を抱えているという認識を、しっかり持つことであるということですけれども、そういった基本的な認識が、どうも日本原子力にあずかる行政、あるいは電力会社、あるいは原子炉メーカーのサイドに欠けているのではないかというふうに私は思います。  

高木仁三郎

1981-05-29 第94回国会 参議院 エネルギー対策特別委員会 第7号

たとえばケメニー報告ですと、これはぜひ一度読んでいただきたいと思うんですけれども、スリーマイル事故があって、それの情報の伝わり方が非常に混乱をしたということで、一般の知る権利というところで、新聞記者の方を通して、あるいは発表その他のあり方に関して、その用語がむずかしいからということではないんですけれども、やはりきちんと、どういうふうに一般に知らせるかということを考えていかなければいけないという適切

舘野淳

1981-04-17 第94回国会 参議院 エネルギー対策特別委員会 第5号

わっているわけではございませんで、現在でも格納容器の中には七十万ガロンという膨大な放射能を帯びた水がまだたまっておりまして、やっと建屋の外にある三十万ガロンほどの水はそれを精製してタンクに移しかえたというような事故処理が終わっているだけで、当時、もしスリーマイルアイランドが再開できるとしても、五年ぐらいの日時と二十億ドルの費用が必要であろうというふうに、たとえばアメリカ大統領調査委員会でありましたケメニー報告

中島篤之助

1980-10-24 第93回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第3号

○佐藤昭夫君 このスリーマイルアイランド事故についてのアメリカ大統領直轄調査委員会報告、いわゆるケメニー報告というのがあるわけですね。このケメニー報告の中で、緊急時における防災対策に関して次のようなことを述べていると思うんです。緊急計画時には、放射能漏れによる敷地外での放射能被曝事故に際し、行政当局企業側のとるべき行動について明確かつ一貫性のある記述がされていること。

佐藤昭夫

1980-05-14 第91回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第15号

それから、それに関係の深い方々もまたそのほかにもいらっしゃるから、そういう方でもまたむずかしい点もあろうかとは思いますが、それにしても、ケメニー報告あたりは、不満だと言われながらも、かなりのところまでやっていっているわけですから、やろうと思ってできないことはないだろう、そういうふうに思います。  

菊池渙治

1980-05-06 第91回国会 参議院 大蔵委員会 第15号

ところで、問題の原子力関係というのは、もうよく御存じのように、例の昨年のスリーマイル島の原発事故以来悪名をはせてきている軽水型炉、これが中心でありまして、例のアメリカケメニー報告でも、原子力は本来危険をはらんでいると口に出して言う態度に変えなければならないと当委員会確信をするとか、最も危険な先入観は、だれもが装置の安全を信じ込むことであるというふうに指摘をしておるところでありますけれども、こういった

佐藤昭夫

1980-04-10 第91回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第8号

○吹田説明員 ケメニー報告は非常に参考になるところがございます。しかし、国情が少々違いますので、われわれの日本にそのまま当てはめるというのは、非常にむずかしいところがございます。しかし、先ほど言いましたように、理論的にああいう事故の確率がゼロでないということは、私どもがあれからくみ取る教訓でございます。

吹田徳雄

1980-04-10 第91回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第8号

石野委員 いまの点について後でもう一遍ちょっとお聞きしたいのですが、防災計画がこの基本計画の中に入ってまいりますと、細かいことはともかくとして、防災計画を組み込まないというその考え方基本立場の問題ですか、そういうところで、ケメニー報告防災についていろいろと報告して、最後にこの際言っておきたいことがある、それは前にも述べたことだけれども、われわれの哲学として、この種の事故は起こり得ることだし、

石野久男

1980-04-10 第91回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第8号

石野委員 ケメニー報告の中では「準備がなく貧弱な対応策しかないことは、原発事故の深刻さに気づいていないということだ。」、こういうふうに言っておるんですよね。要するに準備がなくて貧弱な対応策しかないということは、原発事故そのものを深刻に考えていないからなんだ、こういう心構えが非常に大切だと私は思います。

石野久男

1980-03-26 第91回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第5号

しかしながら一方、それでは実際に運転していく原子炉というものを考えますと、それはいま言いましたような稼働率とか維持とか、そういう問題に関連して、あのケメニー報告の中にも、スリーマイルアイーフンドの事故が一番大きな影響を与えたのは、社会に対するダメージであって、物理的なダメージではないということをあの中にも書いてあるわけですが、その意味は、たとえ外にいわゆる物理的な被害が出てなくても、社会的な損害というのは

大島恵一

1980-03-04 第91回国会 衆議院 決算委員会 第7号

これに対して、アメリカではケメニー報告というのがついこの間出たと聞いておりますが、こういった報告を見まして、日本がなすべき点、いままで足りなかった点というのがあるのかないのか、あるとすれば、一言で言えばどういうことだったのか、そしてそれに対してどういうようにやろうとしているのか、簡単にひとつ御説明いただきたい。

原田昇左右

1980-02-20 第91回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第3号

中林委員 ケメニー報告を読んでない、これはしようがない話なんですが、日本原子力発電所というのは、ほとんどアメリカ手本にしながらやっている、しかも、アメリカが安全と言うから安全だというような形で、安全だ安全だと言われていた、この安全だと言われる本家本元アメリカであのような大事故が起きたということから、アメリカで起きた事故からどのように日本が学んでいくか。

中林佳子

1980-02-20 第91回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第3号

中林委員 長官は、所信表明安全性を確保するということ、先ほどの御答弁でも発言なさったわけなんですが、このケメニー報告を詳細にわたってまだ読んでないとか、あるいは大山委員会ができたいきさつを承知してないとか、これでは私、長官としては余りにもその安全性の問題に、そういう事故から学ぶとか、こういう姿勢に欠けていると思わざるを得ないわけで、大変残念に思うことをまず感じております。  

中林佳子

1980-02-20 第91回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第3号

ケメニー報告では「一刻を争う迅速な防護処置が必要な場合は、不十分な事前計画はむしろ危険」という旨の見解を述べているわけです。先ほど、暫定計画を七月に出しているとおっしゃるわけですけれども、私は非常に不十分だ、このように思っているわけなんです。県の方に行ってみましても、大変不十分であると言わざるを得ない暫定的な計画しかないわけです。

中林佳子

1980-02-01 第91回国会 衆議院 予算委員会 第3号

不破委員 研究しているのならこれからの話もやりやすいのですけれども、それでこのケメニー報告には非常に重大な幾つかの問題が書かれているのです。これはいろいろな報告が出されていますが、このケメニー報告の特徴というのは、大統領命令委員会がつくられたこと。その委員会が、政府の高官であろうとあるいは企業の代表であろうと原子力規制委員会人間であろうと、だれに対しても証言を求めることができる。

不破哲三

1979-12-05 第90回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第2号

○瀬崎委員 ケメニー報告の中にこういう指摘があります。「原子力発電は潜在的に本来非常に危険なものである。したがって、大きな事故を防ぐために安全確保が十分であるかどうか絶えず点検しなければならない。」「大破断事故は、非常に速い反応を必要とする。それゆえ、対応は自動化された機器に依存している。しかし小さい破断事故は、ゆっくりと発展するので、そのコントロールは人間の動作に依拠することになった。

瀬崎博義

1979-12-05 第90回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第2号

中林委員 日本原子炉かほとんどアメリカ手本にしているということからもかんがみて、ぜひこのケメニー報告のこうした課題を取り入れていただきたいということを申し添えておきます。  続いてお伺いするわけですが、わが国の営業中の原発の場合、TMIと同様十マイルすなわち十六・一キロ以内に人口密集地、あるいは十マイル以内に十四万人未満のところがありますか。

中林佳子

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